先日
このような経緯でワタシは美容室難民となった。
……なる予定だった。
そろそろ髪の毛だけとって言えば獅子系女子にカテゴライズされそうになってきたある日、難民予備軍のワタシはホッツペッパービューリィでお店を探すことにした。頼りになる担当氏はいなくなってしまったが、とりあえず今までの店に行ってみようか…という人情がはたらき(わかってると思うけど探すの面倒だから)、予約履歴を開いた。
しかし当然、スタイリストリストに担当T氏の名前は……
あった。あれっ?
( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・
あれっ…
( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・
あれっ?驚いたことにTさんの名前があった。
なんかの間違いでは……と思いながら、とりあえずポチった。
行ってみて「はいドーン!残念!」とかなってもまあ…良くはないけどまあ…もういいからとりあえず行ってみることにした。わかってると思うけど面d
当日。
おそるおそる茶色いドアを開けると、そこには、
Tさん「いらっしゃいませ~」
私「」
本当にいた。普通にいた。
内心は「なんでいるんだよwwww」と思ったが言わなかった。
私「なんでいるんですか!?」(言ってる)
Tさん「いや〜ハハハ、当初の予定とちょっと違っちゃいまして」
その後聞いたところによると、開業の手続きを依頼してる担当の人がゆるふわすぎたため、話が思ったより進まなかったらしい。その店の美容師さんは確定申告を自分でしてきたので法律的にはすでに個人事業主とみなされているということを先方にもさんざん言っておいたはずなのになぜか新規事業主として申請したら案の定通らなくてさらにいったんアウトになった手続きをもう一度するのにものすごく待たないと受け付けてもらえないそうで云々
Tさん「というわけでしてwww」
私「へ、へぇ〜(真顔)」
Tさん「なので予定よりひと月遅れの開業なんですけど、今月からもう家賃発生しちゃうんですよね〜。ちっとも稼いでないのにどうしようwwwwww」
私「本当ですね(真顔)」
帰り際、Tさんはワタシに「稼がないといけなくてもうちょいここで働いてますので、よかったらまた来てくださいね」とだいぶ切実な挨拶をした。しかしあとひと月以内にそんなに髪も伸びないわけで、今度こそTさんとは別の道を歩むことになるであろう(もともと同じでもない)。
春になれば本格的に美容室難民になるという事実がまぶしいばかりだが、とりあえずTさんの前途を祈りつつ、乾燥による切れ毛を気にしている2月の初め。
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