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浅い春の夜の入り口(または出口)

有限?



ということを考える時、必ずついて回る「無限」がある。
そしてどちらかというと、無限のイメージを考えるほうが楽しいし、簡単だ。
誰もかれもが有限だから、持っていないものにばかり気を取られる。
あなたもワタシも、たくさんの意味で有限である。

あと10000年生きてみたいなと思う。
それも有限だが、通常の人間の寿命に比べたら無限の域だ。
じっさいに生きたらたぶん無限と思うはずだ。

そんなことを、観葉植物の葉脈の一本一本をじっと観察しながら考える。
この葉の寿命は平均で二年だという。
つまり、二年前と今とで全く違う葉を見ていることになる。
そうだっただろうか。
そんな「限り」を見ただろうか。

有限?

疑えば疑うほど、世界のすべては有限である。
それでも、自分が無限の顔を知らないとはどうしても思えない。





(さっき無限グライダー聞いたからだよ!)



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春分の日

ではないけどPCの中整理してたら出てきたので。
あと3月なので。きょう春一番が吹いたらしいので。

いつぞや、きららの1000文字小説に応募して載せてもらったやつ。
当時いた職場があまりにもヒマだったので、勤務時間中にどうどうと自分のPCで(仕事してるふりして)書いた記憶があります。給料泥棒。


たたむよ!


続・本当にあったかなしい話

先日このような経緯でワタシは美容室難民となった。

……なる予定だった。

そろそろ髪の毛だけとって言えば獅子系女子にカテゴライズされそうになってきたある日、難民予備軍のワタシはホッツペッパービューリィでお店を探すことにした。頼りになる担当氏はいなくなってしまったが、とりあえず今までの店に行ってみようか…という人情がはたらき(わかってると思うけど探すの面倒だから)、予約履歴を開いた。

しかし当然、スタイリストリストに担当T氏の名前は……




あった。




あれっ?


( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・



あれっ…



( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・





あれっ?






驚いたことにTさんの名前があった。
なんかの間違いでは……と思いながら、とりあえずポチった。
行ってみて「はいドーン!残念!」とかなってもまあ…良くはないけどまあ…もういいからとりあえず行ってみることにした。わかってると思うけど面d


当日。
おそるおそる茶色いドアを開けると、そこには、


Tさん「いらっしゃいませ~」
私「」


本当にいた。普通にいた。
内心は「なんでいるんだよwwww」と思ったが言わなかった。

私「なんでいるんですか!?」(言ってる)
Tさん「いや〜ハハハ、当初の予定とちょっと違っちゃいまして」


その後聞いたところによると、開業の手続きを依頼してる担当の人がゆるふわすぎたため、話が思ったより進まなかったらしい。その店の美容師さんは確定申告を自分でしてきたので法律的にはすでに個人事業主とみなされているということを先方にもさんざん言っておいたはずなのになぜか新規事業主として申請したら案の定通らなくてさらにいったんアウトになった手続きをもう一度するのにものすごく待たないと受け付けてもらえないそうで云々


Tさん「というわけでしてwww」
私「へ、へぇ〜(真顔)」
Tさん「なので予定よりひと月遅れの開業なんですけど、今月からもう家賃発生しちゃうんですよね〜。ちっとも稼いでないのにどうしようwwwwww」
私「本当ですね(真顔)」



帰り際、Tさんはワタシに「稼がないといけなくてもうちょいここで働いてますので、よかったらまた来てくださいね」とだいぶ切実な挨拶をした。しかしあとひと月以内にそんなに髪も伸びないわけで、今度こそTさんとは別の道を歩むことになるであろう(もともと同じでもない)。


春になれば本格的に美容室難民になるという事実がまぶしいばかりだが、とりあえずTさんの前途を祈りつつ、乾燥による切れ毛を気にしている2月の初め。



あなたはいつも遠くから来る

↓やっと激写に成功したトラ子さん(旧・島根)
会社ノラの中で唯一のしましま勢です。


 眠そう


生粋のノラだから(かどうかわからんが)カメラ向けるとすぐ逃げるシャイな方。

名前ほどトラトラしくもないというか、トラというかキジ猫だけど、「やあトラちゃん」と声をかけると本人もふりむくので、まあそれでいいかと思っています。
で、じっとこっちを見ます。
で、ススス…とひかえめに寄ってきて、まあ…(*´▽`)と思っていると、

逃げます(切ない)


  チラッ



おもわせぶりな視線だけを残して去っていきました。
トラ子さんはいつでも遠くから来て遠くへいってしまいます。
(実際にはそのへんのものかげでゴロゴロしてると思う)

真冬の公園のメソッド

冬の公園。雪が積もって、遊具もベンチも見当たらない。

夏場なら入口から入口まで好きなように歩いて好きなように出ていけるが、この季節はそれができない。もはや用を成さない車止めを跨いで中に入ると、先に何人かが踏み固めた即席の道がいくつか、網目状に延びている。しかしそのどれも細く頼りなく、少し踏み外せば深い雪に足を取られるはめになる。中には途中で消えている道もある。

入口で思わず足を止め、どう進んでいくべきか考える。
正解はどれか一本、と思う。





夜。人はひとりもいない。圧倒的に静かだ。
たったひとつ聞こえる自分の足音も、足裏を離れた瞬間に凍りついて、軋んだ機械の出す音のように響く。その周波数に同調して、雪や空気や葉のない木立、鉄柵、標識、家々の屋根、それらが互いに顔を見合わせ、頷き合う気配が周囲を満たす。その気配の中を僕は歩く。

——正解はどれか一本。

頭の中で呪文のように繰り返しながら、正しい道なんて、本当はどこにもなくていいじゃないか、とも思っている。誰も通っていない新雪に踏み入れて、埋まりながら歩いて行けばいい。靴の中に雪が詰まるくらい、大したことじゃない。

そんな思いを見透かして、頭の上で誰かが笑っている。
ああ、僕の創造性と想像力のすべては彼らのものだ。唐突にそう思う。ずっと知っていたことだったが、今また、痛烈に思い知った。そして、また少し借りてゆくことを許して欲しいと胸の内で願う。

公園を渡りきった僕はまた人に戻る。
振り向いて見ればそこはただの町の一角で、どの道も正解だったのだと解った。


つごもりに家出

大みそかのことを「大つごもり」と言う。
ということは、本日12/30は「つごもり」なのだろうか。
ワタシはつごもりに詳しくない。

みそかには詳しいので、「みそか」はその月の最終日を指し、年の終わりのみでっかくなって「大みそか」になるというのは知っている。
皆さんが今ウィキペディアを開きたくてうずうずしているのも知っている。

TVでは今、なぜかアポロが月へ行った時の映像が流れている。

話を戻す。

つごもり、という響きはなんとなく、こもってなきゃいけない感がある。でも、ワタシは出かけるのである。それも超遠出である。つごもりに詳しくないので仕方ない。

どうしてこんな事を書きはじめたかと言うと、
投稿テストがしたかったからである。


このエントリーはテストです。


つごもりについて知りたければウィキペディアを見に行くがいい。
バーカバーカ。


すいませんでした(´_ゝ`)




冬の
ハトさん


本当にあったかなしい話

こっち(南方)に来て早…何年かちょっと忘れたけど、
最初の二年はとても美容室難民だった。
高いし遠いし必要以上にオシャレだし土地勘はないし、なんかとにかく色々とダメで結果いろいろとダメだった。要するにダメだった。

そもそも美容室があんまり好きじゃない、簡単に言うとキライ(…)

長い時間蒸し暑いオバQのコスプレしてじーっとしてなきゃいけない。
カラー+パーマ+カット+トリートメントで秋のモテ髪にチェンジ☆とかやった日には(やらないけど)、ゆうに4、5時間はかかる。
なんとゆう拘束時間だ。バイトか。
しかし金を払うのは自分である(知ってた)。


放浪のすえ、ワタシは一軒の美容室にたどり着く。
川崎のビルの三階に入っている、全体的に茶色いお店だ。

超安い。あと、平均的に腕がいい。
その中でもとりわけ腕のいいメンズがいた。
感じもよかったので、何回か通ってからはそのメンズを指名して予約するようになった。Tさんという。Tさんの安定感は素晴らしかった。いやーよかったよかった、長きに渡る放浪生活ともこれでおさらばだよ。(※ここまで前置き)

 

そして昨日、Tさんはワタシに言った。

「僕、今年いっぱいでここ辞めるんですよ」

 

……………!?

 

「店を持つことにしたんですよ。そっちにも来て頂けるなら有難いんですけど、この辺からはちょっと離れちゃうので……」

 

 

ええええええええええええええええええええええ



困るよーーーーーーーーーーーーーーーーー



それ超絶困るよTさん!!!!!!

まあでも、その腕があれば独立したいよな…そうだよな…
俺止めないよTさん!!(当たり前だ)

……かくして、放浪生活第二章が幕を開ける。
Tさんは名残惜しそうに、ワタシについてこんな話をした。


「最初○○さん(私)って静かな人だなーと思ってたんですけど、すごいお待たせしちゃった時があったじゃないですか。あの時に突然立ち上がって棚から勝手にブルータス持ってきて読んでるの見て、わ~自由だな~って思いました」

 


全然いい話じゃなかった。


Tさんは「12/31までいるので、もう一回ぐらい来てくださいね~」と言った。
たしかに年内いっぱいって言ったけど、どんだけギリギリいっぱいなんだ……と思いながら店を出てきた。
Tさん(と私)の未来に幸あれ。

 

 

探していたのはあなたでした

帰ったときに聞いた話。

田舎ゆえに静かな住宅街(つまり実家の近所)の昼下がり、
「ミーちゃんどこー!ミーちゃーん!」
とだいぶでかい声で言いながらそこらをうろうろしているおばさんがいたらしい。

玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は「ネコかな~子供かな~」と思いながら、近づいてくるおばさんの声を聞いていたそうだが、ふと顔をあげると、隣家の壁と物置の間の地面に、


ミニチュアダックスがぺったりしているではないか。(予想外)

 

なおも玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は「犬かよ!」と思ったそうだが、当人(犬)がまったくこちらに気付いていないので、そのまま見守ることにしたらしい。

犬は自分を探し回るご主人を「ケケケ」と言わんばかりにものかげから見ていたが、同時に毛の長い尻尾をふぁっさふぁっさと振っていた。ずーっと同じところで尻尾を振っているので、地面の小石とかがきれいになっていったそうだ。別にご主人が嫌いなわけではないらしい。

さらに見ていると犬はおばさん(ご主人)の通過に合わせて、じり…じり…と微妙に体の位置を変え、おばさんの死角に入り続ける。賢い。が、なにがしたいかわからない。

おばさんは「ミーちゃんどこー」と言い続けて通り過ぎてしまった。
犬はずっと尻尾をふぁっさふぁっさ振っていた。
なおも玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は、その様子をただ見ていた。


ワタシは思った。


教えてやれよ

 

その後、ミーちゃんは二周目のおばさんにあっさり発見されて連れて行かれた。
その時もやっぱり尻尾をふぁっさふぁっさ振っていたらしい。
結局なにがしたかったのかよくわからない。

犬も意外といたずらっこよね、みたいなことをウチの親は言っていたが、
アンタもですよ!という話であった。


 

さよなら夏の日

……と言いたいところですが、

東京はいつまでたっても秋にならない。
夏ではないが、しかし秋でもない。ワタシの知ってる秋と違う。
それどころか暑い。

    ねこじゃらしはかわいい


「夏の終わりの寂しさ」というものはわりと幻想だと思う。
夏はなぜか終わらないのである。
夏はいろんなものに擬態しながら、しぶとく、暦を追いかけてくる。
終わらないのに、いつの間にか冬になるのである。

ふしぎ。




線路はどこまでも続くか?


ポッポー




レールを発見した誰かが汽車を乗っけた…の図
見るからにポッポーって鳴るタイプのヤツじゃないけど、
汽車ポッポはポッポーと発しなければならないのです!

線路はどこまでも続くか?
続くのでしょう、ポッポが走る限り




writer: モニコ

えらそうな人に会ったら言うんだよ「みんな同じでみんなばかです 」

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