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this is certain our song !!

行けてないんですけど、記念?にペタリ

1. 24 Years Old
2. Kiss Me Again
3. Liberal
4. Me,We
5. Rigth Riot feat.Kj
6. Put Your Hands Up
7. Kids Are Alright
8. Today


うっわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とだけ、言っておく!
猛烈に「行けばよかったあああ」みたいのは、不思議とあんまりないな。
時間が経ってもAIRはAIRなのだな、と思ったというか。


で、今までひとつ気になっていた…というか、もしや符合するのかな、と思っていたことがあって、ちょうどいい機会なのでメモっておきまーす。



初期AIRの代表曲だったKids Are Alrightの最後に(歌詞カードにはない部分と思うんだけど)『This is our song! This is certain our song!』ていうフレーズがあって、そして時は流れて終了間際のThe New Day Risingというアルバムで『Our song』という曲が出てくる。この曲がほんと「青春の終わりの歌」みたいなことになってる。

 『一生なんて一瞬だなんてたいした違いなどないから』
 『一緒になって笑い転げてたいした断りもないまま 走り去った君はいないってこと』
 『偶然みたいにあの日からかかった魔法で すやすやと眠り続ける』

最終的には『愛してるってやっと言えたんだ』っていう救いのあるフレーズで締まるんだけど、アウトロがFOしていくまでにこみあげる、あの惜別の念みたいなものは他の曲にはなく、「…あれ?もしかして本当に終わり?」みたいな胸のざわざわだけが残るのです。

This is our song! と高らかにキッズを引っ張っていたAIRが、
『そろそろ終わろう はかない日々』と、まさに「Our song」で言うわけです。
「何にもはじまっちゃいない」から「そろそろ終わろう」へ。

聴き手にしてみれば、ひとりで勝手なこと言うなー!!だったり、まあそういう時期が来たのかもね、だったり、単純にAIRというアーティストの活動の終了を予感させたり、だったんだろうけど、個人的にはOur songを聴いたときの衝撃は相当だった(笑)

初期の曲からずっと一貫してそういう「はかなさ・悲しみ・憂い」がAIRにはあって、そういう部分があるからこそ好きだったんだけど、ちょっと、今までのとは異質の寂しさがあったよ。「これは…やばいな…」って落ち込んだ記憶があります。
やばい、何かわからんけど確実に終わるな、と直感で思った。



Kids Are Alrightの「Our」とOur songの「Our」は同じなのか?
もっと言うとOur songはkids are alrightのアンサーソングのようなものなのか?

それは当人にしかわからないことだけど、そもそも、AIRってあんまり「僕らの」「僕らは」っていう連帯感とか共闘感の似合わない人なんだよな……AIRの「僕ら」には当てはまるのはいつでも「あなたと僕・ふたり」っていう単位だったような感じがする。
となるとOurでもWeでなく、常にYOU & Iだったんじゃないかっていう話になるけどw

リアルで見てた時も、今も、AIRはひとりだったな、と感じる。本質的な話。

決してバンドを組まなかったのもそうだし、誰かとせーので鳴らすことがほぼ無かったのもそうだし、Ourと言っててもどっか、次の瞬間にはパッと消えてなくなりそうないいかげんさ(笑)があったりして、「約束しない音楽」だったなー、と思う。
急に、それじゃ元気でね!と風のように行ってしまう。
その身軽さも好きだったんだけど。(今も好きだけど)

今ここ、この瞬間、と呪文のように使われていたフレーズは、
今を大切にと言いたいよりかは、ずっと一緒にはいられない、なんの約束もできない、こんなんでごめんね!っていうごく個人的な心理の裏返しだったり……もしかしたら。

それでも「This is our song!」と歌いたい気持ちになったりするのが、
人間らしくて切なくておもしろい。

なんだかんだ言って、彼とかつてのAIRキッズは、多様な形でそれぞれの「僕らの歌」を胸に持っているはず。音楽ってそういうものだから。
はじまってもいないと思っていたらいつの間にか終わってた、終わったと思ったらまた会えた、そういう繰り返しの道筋のどこかで、それぞれに掲げるthis is our songのサインを見せ合う一瞬にだけ成立する「Our」。
そういうのも美しいと思うのです。思えるようになったのです。




またね、はまたあるのかな。次は行きたいな。生きてたら。
やっぱりAIRが好きだ。
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