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あなたはいつも遠くから来る

↓やっと激写に成功したトラ子さん(旧・島根)
会社ノラの中で唯一のしましま勢です。


 眠そう


生粋のノラだから(かどうかわからんが)カメラ向けるとすぐ逃げるシャイな方。

名前ほどトラトラしくもないというか、トラというかキジ猫だけど、「やあトラちゃん」と声をかけると本人もふりむくので、まあそれでいいかと思っています。
で、じっとこっちを見ます。
で、ススス…とひかえめに寄ってきて、まあ…(*´▽`)と思っていると、

逃げます(切ない)


  チラッ



おもわせぶりな視線だけを残して去っていきました。
トラ子さんはいつでも遠くから来て遠くへいってしまいます。
(実際にはそのへんのものかげでゴロゴロしてると思う)
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真冬の公園のメソッド

冬の公園。雪が積もって、遊具もベンチも見当たらない。

夏場なら入口から入口まで好きなように歩いて好きなように出ていけるが、この季節はそれができない。もはや用を成さない車止めを跨いで中に入ると、先に何人かが踏み固めた即席の道がいくつか、網目状に延びている。しかしそのどれも細く頼りなく、少し踏み外せば深い雪に足を取られるはめになる。中には途中で消えている道もある。

入口で思わず足を止め、どう進んでいくべきか考える。
正解はどれか一本、と思う。





夜。人はひとりもいない。圧倒的に静かだ。
たったひとつ聞こえる自分の足音も、足裏を離れた瞬間に凍りついて、軋んだ機械の出す音のように響く。その周波数に同調して、雪や空気や葉のない木立、鉄柵、標識、家々の屋根、それらが互いに顔を見合わせ、頷き合う気配が周囲を満たす。その気配の中を僕は歩く。

——正解はどれか一本。

頭の中で呪文のように繰り返しながら、正しい道なんて、本当はどこにもなくていいじゃないか、とも思っている。誰も通っていない新雪に踏み入れて、埋まりながら歩いて行けばいい。靴の中に雪が詰まるくらい、大したことじゃない。

そんな思いを見透かして、頭の上で誰かが笑っている。
ああ、僕の創造性と想像力のすべては彼らのものだ。唐突にそう思う。ずっと知っていたことだったが、今また、痛烈に思い知った。そして、また少し借りてゆくことを許して欲しいと胸の内で願う。

公園を渡りきった僕はまた人に戻る。
振り向いて見ればそこはただの町の一角で、どの道も正解だったのだと解った。


本当にあったかなしい話

こっち(南方)に来て早…何年かちょっと忘れたけど、
最初の二年はとても美容室難民だった。
高いし遠いし必要以上にオシャレだし土地勘はないし、なんかとにかく色々とダメで結果いろいろとダメだった。要するにダメだった。

そもそも美容室があんまり好きじゃない、簡単に言うとキライ(…)

長い時間蒸し暑いオバQのコスプレしてじーっとしてなきゃいけない。
カラー+パーマ+カット+トリートメントで秋のモテ髪にチェンジ☆とかやった日には(やらないけど)、ゆうに4、5時間はかかる。
なんとゆう拘束時間だ。バイトか。
しかし金を払うのは自分である(知ってた)。


放浪のすえ、ワタシは一軒の美容室にたどり着く。
川崎のビルの三階に入っている、全体的に茶色いお店だ。

超安い。あと、平均的に腕がいい。
その中でもとりわけ腕のいいメンズがいた。
感じもよかったので、何回か通ってからはそのメンズを指名して予約するようになった。Tさんという。Tさんの安定感は素晴らしかった。いやーよかったよかった、長きに渡る放浪生活ともこれでおさらばだよ。(※ここまで前置き)

 

そして昨日、Tさんはワタシに言った。

「僕、今年いっぱいでここ辞めるんですよ」

 

……………!?

 

「店を持つことにしたんですよ。そっちにも来て頂けるなら有難いんですけど、この辺からはちょっと離れちゃうので……」

 

 

ええええええええええええええええええええええ



困るよーーーーーーーーーーーーーーーーー



それ超絶困るよTさん!!!!!!

まあでも、その腕があれば独立したいよな…そうだよな…
俺止めないよTさん!!(当たり前だ)

……かくして、放浪生活第二章が幕を開ける。
Tさんは名残惜しそうに、ワタシについてこんな話をした。


「最初○○さん(私)って静かな人だなーと思ってたんですけど、すごいお待たせしちゃった時があったじゃないですか。あの時に突然立ち上がって棚から勝手にブルータス持ってきて読んでるの見て、わ~自由だな~って思いました」

 


全然いい話じゃなかった。


Tさんは「12/31までいるので、もう一回ぐらい来てくださいね~」と言った。
たしかに年内いっぱいって言ったけど、どんだけギリギリいっぱいなんだ……と思いながら店を出てきた。
Tさん(と私)の未来に幸あれ。

 

 

探していたのはあなたでした

帰ったときに聞いた話。

田舎ゆえに静かな住宅街(つまり実家の近所)の昼下がり、
「ミーちゃんどこー!ミーちゃーん!」
とだいぶでかい声で言いながらそこらをうろうろしているおばさんがいたらしい。

玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は「ネコかな~子供かな~」と思いながら、近づいてくるおばさんの声を聞いていたそうだが、ふと顔をあげると、隣家の壁と物置の間の地面に、


ミニチュアダックスがぺったりしているではないか。(予想外)

 

なおも玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は「犬かよ!」と思ったそうだが、当人(犬)がまったくこちらに気付いていないので、そのまま見守ることにしたらしい。

犬は自分を探し回るご主人を「ケケケ」と言わんばかりにものかげから見ていたが、同時に毛の長い尻尾をふぁっさふぁっさと振っていた。ずーっと同じところで尻尾を振っているので、地面の小石とかがきれいになっていったそうだ。別にご主人が嫌いなわけではないらしい。

さらに見ていると犬はおばさん(ご主人)の通過に合わせて、じり…じり…と微妙に体の位置を変え、おばさんの死角に入り続ける。賢い。が、なにがしたいかわからない。

おばさんは「ミーちゃんどこー」と言い続けて通り過ぎてしまった。
犬はずっと尻尾をふぁっさふぁっさ振っていた。
なおも玄関前で鉢植えをいじっていたウチの親は、その様子をただ見ていた。


ワタシは思った。


教えてやれよ

 

その後、ミーちゃんは二周目のおばさんにあっさり発見されて連れて行かれた。
その時もやっぱり尻尾をふぁっさふぁっさ振っていたらしい。
結局なにがしたかったのかよくわからない。

犬も意外といたずらっこよね、みたいなことをウチの親は言っていたが、
アンタもですよ!という話であった。


 

さよなら夏の日

……と言いたいところですが、

東京はいつまでたっても秋にならない。
夏ではないが、しかし秋でもない。ワタシの知ってる秋と違う。
それどころか暑い。

    ねこじゃらしはかわいい


「夏の終わりの寂しさ」というものはわりと幻想だと思う。
夏はなぜか終わらないのである。
夏はいろんなものに擬態しながら、しぶとく、暦を追いかけてくる。
終わらないのに、いつの間にか冬になるのである。

ふしぎ。




線路はどこまでも続くか?


ポッポー




レールを発見した誰かが汽車を乗っけた…の図
見るからにポッポーって鳴るタイプのヤツじゃないけど、
汽車ポッポはポッポーと発しなければならないのです!

線路はどこまでも続くか?
続くのでしょう、ポッポが走る限り


この街はいつも晴れている

と思う。

夏の太平洋高気圧、冬の…名前わかんないけどあのカラッとした青空が続きすぎてだんだん狂気じみてくるやつ。とにかくよく晴れる。お日様さんさんすぎて憎いほどだ。北国の冬の晴れなさはものすごいが、晴れたら晴れたでものすごい。

九月になってから、雲を眺めるのが楽しくて楽しくて…
(結果挙動がおかしい人ということになる)

他はさっぱりだけど、見晴らしだけはいい職場でよかった。

だけど晴れすぎる。
もうすこし、チラ見せということを心がけてほしい。
すなわち、秋の雲の多様さと足の速さは、一迅の風がもたらすパンチラ的に美しい。

あくまでパンチラ「的」であって、パンチラそのものの話ではない。
誤解なきように。



 

ポカリとスエットの間

ごきげんよろしゅう。
七月になった。

世間ではレバ刺しの息の根が止められ、原発再稼働反対デモが起き、謎の彼女Xの放送が終わり、湿度の高い日々が続き、冷やし中華がはじまり、中華まんが(とっくに)終わり、朝顔が咲き始め、ポカリの売り場面積が大きくなりつつある。
そして蚊が増え、ワタシはそれに刺されている。
いま部屋ではRadioheadのParanoid Androidが流れている。スウェットは着てない。

たまに、ポカリスエット なのか ポカリスウェット なのか迷うことがないだろうか。

モッツァレラ なのか モッツアレラ なのか迷うこともないだろうか。
あとシークァーサー なのか シークワーサー なのか、
はたまた シークワサー(たまに見かける表記)なのかはっきりしろ、と思ったりしないだろうか。

以前、お米屋さんの張り紙に「カルホリニヤ米あります」と書いてあるのを見た。
もはや原型がないが、何が言いたいのかはわかった。

ワタシはこのごろ「細かいことを気にするのはやめよう」と真面目に思っている。
夏が来る。




チェンジ・ザ・ワールド

イエスウィーキャン(すでになつい)
で、実際チェンジしたのは財布だっていう話なんですけど

もう8、9年?それ以上?使い続けてズタボロに汚れて傷んで若干こわれてドクターコパとかに見せたら絶句されそうな感じになってきたので、思いきって新しいのを買いました!!

これがもう探した探した探したs

・長財布で
・革で
・シンプルで
・色は黒か白か茶色かピンク
・かわいく
・あまりにも安すぎず
・かと言って高価すぎず
・いちいち上フタあけなくても小銭取れて
・できればガマ口だといいけど(これは無理だった)
・かつかわいく
・でも実用的で
・カード入れ多めで
・でも厚ぼったくなく
・ちなみにラウンドファスナーだけは避けたい
・そしてかわいく

みたいのを!!!


1年ぐらい探して、
ねーよ…そんな都合のいい財布ねーよ…
と、半ば諦めて、そろそろ妥協して○ェリシモの超実用的な財布とかもターゲットに入れたほうがいいのかと思いはじめたころ、

出会ったのです…財布の神の導きによって! ※普通にゾゾで

こ これだーーーーーーーーーー

と思ってすぐさまポチりました
ここ数年、物を買う時になかなかここまでの「コレダー感」がなかったので、たぶん、いやぜったいにこの買い物は間違いない!とおもいました

しかし間違えました
注文してから、それが予約商品だと気付きました
1年探したのにさらに三ヵ月ぐらい待たないといけませんでした
すごいイラッとしました


ちなみにこれ
http://zozo.jp/shop/beamswomen/goods.html?gid=1224761&did=&cid=1876&rid=1048


で、先日やっと届いて、
かわいい!かわいい!かわいい!アンド理想!とゴロゴロしたところで、「前の財布ってどうやって捨てればいいのか」という疑問がわきました(※これが本題)

ずっと使ってきた財布は戦友であり、分身であり、優れた道具であり恋人……ではないと思いますが、なんか大切なものっぽいので、ポイと捨ててしまっていいものか…すまないわかってくれ、もうお前とは一緒に行けないのだ…

という一人芝居をしながらググりました

・川・噴水・湖畔などのゴミ箱に捨てる(海はダメ)
・黒い袋に入れて捨てる
・白い紙に包んで捨てる
・水辺に行けなければ雨の日に捨てる
・ふつうにゴミに捨てる
・塩をふってから自治体の分別にしたがって捨てる
・お焚き上げに出す
・切り刻んで捨てる
・予備の財布としてとっておく
・捨てるなんてとんでもない
・きれいに拭いて布で包んでしまっておく


ど れ だ よ


ワタシは絶望しました
みんなあーだこーだ自由に言い過ぎです
つまりは、自分のものを捨てるのに、人の意見をいちいち気にしてはいけないということです


でもなんとなくまだ持ってます(ザ・優柔不断)




マンデーブルーな心をそっと隠して

隠そうとしても隠しきれてない気がするこの頃。


月曜のワタシはやる気がない、同時にとてもやる気がある。
「そんな意味のないことやってられっか」というマインドである。

ついったー(の特にトレンド)見ない、テレビ見ない、ヤフーニュース見ないで、「世の中どうなってるのかわかんないな~」って言う遊びがアツい。

ここ数年で、ワタシは一気に色んな事を知った気がする。
それらを反芻する機会も増えた。
が、ある時ふと気づいた。
人間は反芻する生き物ではないのであった。
なんつーか、食べた物が出てきたら、それは食あたりか飲みすぎか胃腸の病気か乗り物酔いである。具合の悪い人である。おのずから反芻なんかしていたら、具合が悪くなって当然である。

これは大変だ。
よし反芻やめた(早い)。

無理やり飲み込むのもやめた。
不要なものは、飲み込んでも栄養にならない。
無理やり吐き出すのもやめた。
危ないものは勝手に出てくるはずだ。オエー。

とてもとても、色々と「やろう」と思っていたことがある。
でも色々とはやめた。
やるのはひとつかふたつで、あとはやめたほうがいいのだ。

「そんな意味のないことやってられっか」というマインドは、裏から見るといい方向に矢印がのびていることがある。意味のないこと、と自分で思うことは、たいてい意味がないと思う。どんなことにも意味があるよ、というのは間違いだ。結果はあるかもしれないけど、意味があってもなくても事象はそこにある。

隠しきれないマンデーブルーは乗り物酔いのせいに違いない。




writer: モニコ

えらそうな人に会ったら言うんだよ「みんな同じでみんなばかです 」

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