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いちめんのなのはなが見たい

…と突然に思った。
理由は簡単で、私は「いちめんのなのはな」という詩(忘れがちな本当のタイトルは『風景 純銀もざいく』)が好きだから、そして春だから。

でもそれってどこに行けば見れるのですかね、と呟いたら、親切なフォロワーさんが「マザー牧場で見れるよ」と教えてくれた。ありがとう、そうか、マザー牧場に行けばいいのだな!


どこだろう……。


私の知っているマザー牧場は、ラゾーナでソフトクリーム売ってる店のことだ。
でもハイジ牧場なら行ったことある。
ヤギもいるし馬にも乗れたらしいが、詳細は忘れた。
ハイジがいなかったことだけは覚えている。

話を戻す。

「いちめんのなのはな」の中でも有名な「やめるはひるのつき」という最後から二行目の一行について、子供のころ教科書で読んだ時には、

『一面の菜の花畑があんまり美しいので、昼の薄い月が(自分だって本当は美しいのに…みたいな感じで)ちょっと寂しげに見えている様子』

と、素直に子供らしい解釈をしていたんだけど(なぜ覚えてるかというと、授業でそう発言したら担任に嵐のようにほめられたからてへぺろ)、大人になってから読むと、なんでそんな解釈ができたのか不思議なほどソウジャナイ感だった。


生命力のかたまりのような菜の花と、かすれた昼の月。
昼の月のように寂しく疲れたおのれの姿。なんとなく居心地が悪い。
昼の月よ、お前もか、俺もだよ…(遠い目)。
あー菜の花まぶしいお><

※超意訳


「風景」というタイトルがついてるけど、もしかすると実際には見ていない心象風景かもしれない。詩の解釈に正解を決めるのは野暮だけれど、先生に「やめるはひるのつき、とはどういう意味か考えてみよう!」と言われたら、ざっくりと、『作者が病んでいるということです』と答えれば正解だったのかもしれない。
が、小学生が『作者が病んでいるから』とか言ってはいけないのである。

野暮だけれど、私はその答え合わせがしてみたい。
ゆえに、いちめんのなのはなが見てみたい。
あとソフトクリーム食べたい。

話を戻す。

戻したところで終わり。



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