日本科学未来館で、
念願のメガスターを見てまいりました!
メガスタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
というテンションで(内心は)
開館時間は10時なんですが「先着予約制なので土日は開館前に行かないと見れない場合があるよ」とかおそろしいことが公式に書いてあったので、超がんばって9時に行きました。
9時には誰もいなかったのに、9時半には100人ぐらい並んでた(どっから出てきたんだ)。
10時には2.5倍ぐらい。
よ よかったーーーーー
どうも地球です
「暗やみの色」は14時からだったので、館内うろうろ。
未来館だけあって、最新テクノロジー系の展示が多かったです。
個人的にはもうちょっと鉱物系の展示があればね~
でもかなりおもしろかったです。
特にこれ↓
「空間を情報にする技術」だそうで、その空間、にいる人、の情報、や行動、あと物、などを認識してどうたらこうたら(よくわかんね)
何が面白かったって、入場すると各自の足元にその人の分身『ミー』があらわれて、ずーっとついてきてくれることです。テクノロジーやべぇ。
ひとりにいっぴき、色んな色のミー
自分のです。これが妙に愛着がわく!
ほんと、ミーがどうやって自分についてきてるのか不思議でたまらんちでした。オフラインになると「あなたはオフラインです」というサークルで囲まれて、「しまった!ミーを見失っちまった!」みたいな状況になって、それはそれで変な方向にテンションがあがりました。
あれだ、スタンド使いになった気分になれますね。
ミーとお別れするのがちょっと切なかった。
本題、ブラネタリウム。
はじまる前に係員の方から、rei harakamiの追悼上映である旨と、「ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と挨拶があった。ドキッとしたけど、ちゃんと言ってくれるんだなーと静かな感動。
内容は、普通にとっっっっても良かったです!
郁子ちゃんのナレーションも素朴でよかったし、メガスターは超絶きれいだったし、とにかくハラカミさんの音楽が星に似合いすぎた。
宇宙からの信号のように、流れ星のように、ゆったりだけどたまーにキラッとしながら全編にわたってあの電子音が響いてました。
(チケットもらう時に「暗やみ三名様」と言われました)
あんまり似合うので、ハラカミさんは宇宙に帰ったのかもしれないぞ、とか思ってしまいました。でも実際、みんないずれ宇宙のかけら…と思いながら馬頭星雲を眺めていたら、今の悲しみもそう大したことではないような、と思えてきて、そういう意味でプラネタリウムはとてもよかったように思います。さよーなら、ハラカミさん。
番組の最後に朗読された詩。
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「闇は光の母」 谷川俊太郎
闇がなければ光はなかった
闇は光の母
光がなければ眼はなかった
眼は光の子ども
見えるものが隠している
眼に見えぬもの
人間は母の胎内の闇から生まれ
ふるさとの闇へと帰ってゆく
つかの間の光によって
世界の限りない美しさを知り
こころとからだにひそむ宇宙を
眼が休む夜に夢見る
いつ始まったのか私たちは
誰が始めたのかすべてを
その謎に迫ろうとして眼は
見えぬものを見るすべてを探る
ダークマター
眼に見えず耳に聞こえず
しかもずっしりと伝わってくる
重々しい気配のようなもの
そこから今もなお
生まれ続けているものがある
闇は無ではない
闇は私たちを愛している
光を孕み光を育む闇の
その愛を恐れてはならない
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「闇はわたしたちを愛している」の部分、ぐっときました。
行けてよかった!
時間かぶってて、動くアシモは見れなかったよ…