帰りに寄ったSEIYUにて、声のでかいおじいちゃんが
「まさしがいねえんだよ!」
と店員に訴えていて、周りがなんだなんだと成り行きをみていた。
「まさしがいない」?
孫が迷子になったのか?そら一大事だ、と思ってワタシも足を止めた。
おじいちゃんはなおも店員にまさしはどこだと言っている。
店員は困っているというか、若干イラッとしている。
おじいちゃんの声をずっと聞いていると、どうも「まさし」じゃなく「あさし」と言っているように思えてきた。確かに「あさしはどこだよ」と言っている。
あさし?最近の子はみんなそんな微妙な名前なのか?
店員が、ちょっと待っててくださいと言ってどっかに引っ込んだ。
おじいちゃんはその間も、あさしあさしと呟いて棚を探している。
棚?
……おじいちゃんの孫は一寸法師なのか?ほどなく店員が戻ってきた。
スーパードライの6缶パックを抱えて……ワタシはすべてを理解する。
ア サ ヒ ビ ー ル …!!結論:なんつーか、おじいちゃんが江戸っ子だっただけ
PR