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生き急ぐ僕らの鼓動 GOING UNDER GROUND@日比谷野外大音楽堂

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-----
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俺たちの旅
521






(セトリ→エフモトさんありがとう!)


今さっき公式から、サンキュー待ち受けが届きました。
ス スタッフ…… スタッフぅーーーー!!!(not某芸人)
ありがとうなぁ GOINGのスタッフさんはどうしてこうもいい仕事してくれるのか!




野音が終わってしまいました。
そして5人のGUGも終わってしまいました。


ものごとにははじまりと終わりがかならずあって、で、GOINGは「終わるのやだな、でもいつかは終わっちゃうんだ、行かなきゃな」っていうことをずーっと歌い続けているバンドなので、いざ自分達が終わらせなければならないときが来て、本当に莫大なエネルギーが要っただろうなと思います。お別れの理由も仲が悪くなってとか、もうバンドを続ける意味がないからとかではないだけになおさら。見ていたこっちも、解散より悲しかったかもしれない。

「看板は下ろさない」と明言してくれたけど、あの5人でなくなるのは、やっぱり、完全に違うバンドになってしまう気がする。これから先のGOINGを見続けていかないと今はなんとも言えないけど、今はただただ、寂しいなぁと思うのみ。ありがとうとかさよならとかは、どっちも言う気にならない。

そうくんが「寂しいな。俺寂しいわ、よういっさんがいなくなるの」って、ステージではっきり言って泣いてくれたことがせめてもの救いというか、見る側の気持ちと彼の気持ちが変わらないことを伝えてくれて、嬉しかったなと思う。ライブ楽しかったけど、後半になればなるほど寂しさが勝っていって「やっぱりイヤだ!終わんないで!」って思っちゃったなぁ。5人で演奏してる音と姿を焼き付けよう焼き付けようと必死でした。

いっさんは「肯定も否定もしない」と書いてたね。みんなそれぞれに思うことは山ほどあっても、全部全部は言葉にできないし、してもしょうがないこともあるし、したくないこともあるだろうし、こっちも何もかも聞きたいとは思わないので、野音のあのライブで終わった、という事実だけ、自分の中で消化するしかないのです。終わると知っていても、やっぱりその終わりを見ておきたかったから、行ったので。

仙台もそうだったけど、よういっさんの「さよなら!」に、やっぱりサヨナラ返しはできなかったなぁ。会場の人達もぐっと声に詰まって、静かになっちゃいましたね。友達も「よういっさんが『さよなら』って言ったの、イヤだったなぁ……言ったら、ほんとの終わりになっちゃうじゃん」と漏らしてましたが、ほんとにそうだった。あの「さよなら」はよういっさんとだけさよならするわけじゃなくて、今までのGOINGともさよならしなくちゃならない「さよなら」なわけで、そう簡単に言える言葉じゃないんです。

521、きれいだったなー。
GOINGほど現実的で不格好で、GOINGほど幻想的で美しいバンドはないなとよく感じるんですが、どっちにしても、きれいだなーと思う。リアルの世界でそんなにきれいなものなんか多くねーよ、っていう見方もあるだろうけど、目をそらしてるからきれいなものが見えるわけではなくて、本当は見たくないものを、そんなに勇気もないくせに目を凝らして見ているから、とてもきれいなものを掘り起こすことができる。彼らの魅力は、そういうところです。だからあんまり格好いいバンドじゃありません。ステージで子供みたいに座り込んで泣きわめいたりもします(……)。でもヘタレで弱虫な心のいちばん底で、「きれいなものをきれいと信じて何が悪いんだ!」って、まっすぐに尖っています。私が彼らを好きで仕方ないのは、そういうところ。

さんざん泣いて泣いて「かっこわりーー!!でも、これがGOING UNDER GROUNDです。覚えておいて」って言ってたので、たぶん自覚してると思う(笑)トワイライトの前なんて、まさかの「涙待ち」で完全に暗転したもんね…。マイクに「ずずっ」て音拾われてたもんね…。それでも1曲きっちり歌いきったそうくん、男だ!だけどナカザやいっさんまで涙拭いてたのには、もう泣くしかなかった…。丈さんはよく頑張ったなぁ…やっぱり「親父の意地」だったんでしょうか。「あとで酒飲みながら、ひとりで泣くのかなー」と友達と言ってみたりした。521のそうくんの泣きっぷりがあとからだんだん面白くなっちゃって、悲しいのから一周回って大爆笑した。


あの……絵文字で言うと  _|\◯ノシ   だったからね 本気で……


私はこれから向こう半年ぐらい「_|\◯ノシ」とか「orz」を見るたびにあの光景を思い出して、じわっとしながら腹筋をきたえることになると思います。なんか、大人になっても、何したっていいんだな!っていうよくわからない勇気をもらった。ありがとう。

レポっぽいものを書こうかなとしたんだけど、うまいこといかないので、今回はやめます。この文章をもってレポのかわりとして、あとは自分で覚えているだけにします。書いても書かなくても少しずつ忘れていくのは同じなので、へたくそな言葉に変換しないほうがいいかなーと。でもきのう、それまで自分は全然泣いてなかったのに、そうくんの「(野音で)またやろう」のたったひと言で、いきなり泣きました。だって、もうできないのに、「またやろう」って。それ、言うと思わなかったなぁ…。言葉はつたないや、というのは本当だけど、つたないゆえに、言葉の枠を超えて伝わることがある。彼がフロントマンでよかったな、と思いました。

そうくんのきのうのMCはほんと、「俺寂しいわ」とか「5人でやるの最後って実感ないな〜」とか「GOINGは5人、ってとこでやってきたからどうしようかなって思った」とか「よういっさんみたいな人探すの、ムリだからねー!」とか、こっちが言いたかったことをだいたい全部言ってくれたかもしれない。「あんまりこういうこと言うのは好きじゃないけど…」と「今日ここで見届けてくれてるのが、君らでよかったよ」とも言ってましたね。「好きじゃないけど…」って、そうなの?いつも言ってるような気がするよ(笑)

よういっさんの「今まですっげーーーー楽しかった!!」は、彼らしい簡単な言葉でよかった。
よういっさん、サヨナラはまだちょっとアレだけど、離れても元気でいてね。


青臭いこと言うけど……やっぱ、俺寂しいわ(パクった)。


でも日々は続くので、泣いてばかりもいられない!

GUGというバンドのひとまずの終わりをいっしょに見届けた、チーム泣き虫のみなさん、となりのピーコちゃん、チケット情報をくれた優しい子(なんと奇跡的に席が前後!)、いい仕事してくれるスタッフのみなさん、4人になったGOINGのみなさん、そしてよういっさん、あと自分。みんながそれぞれに自分の世界を進むうえで、信じるものを信じて、寂しくても心折れず、できればちょっとずついいことがありますよう祈ります。
また、元気な心で会いましょう。

待ち受け使いたいけど、まだしばらく使えないな〜(笑)




090418 GOING UNDER GROUND 「LUCKY STAR」ツアーファイナル
日比谷野外大音楽堂 三度目の正直にて晴れ のち涙 のち明日 のちまたいつか


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