本気を出して登別温泉に(日帰りで)行ってきました。
露天風呂に、言葉が西日本の人っぽい一団がいて、「ええなぁ〜、ちらちら雪降るの見ながら温泉なんてぜいたくやな〜素敵やな〜」としきりに言われておったのですが、私は内心「吹き込んだら寒いから降んじゃねーよ」と思っておりました。そんなくそ寒い露天風呂のおかげで風邪をひいたのでした。日本は広いのでした。

天下の「第一滝本館」。りっぱな建物です(でも日帰り用大広間から撮った)
↓日帰りの入り口はなかなかにしょっぱい感じ

ちなみに「第二滝本館」があるのかどうかは存じません。
でも中はやたら広く、瀧が振り回してたやつのでっかいやつが飾ってありました。
その名も「大金棒」(普通)。

この金棒はすごいんだぞ

時間になると小窓が開いて小鬼がピーヒャラ演奏してくれるし

クライマックスにはなぜか桃太郎の乗った宝船が出るし
よく見ると鬼まで乗ってるし意味わかんねーーーーーー と思い至って、本来の目的である風呂を堪能しにいきました。
風呂の写真はもちろん大人の事情で撮ってませんが、さすが天下の第一滝本!!!
温泉が7種類ぐらいあってもちろん全部に入れます!硫黄くさいやつからしょっぱいやつから無色透明なやつから熱すぎてよくわかんないやつから水風呂まで、浸かったり寝たり歩いたり打たれたりできます!
あとシャンプーとかがそのへんの日帰りのソフトインワン的なのじゃなくて、シャンプー、ボディソープ、洗顔シリーズ、せっけん、がそれぞれ3〜4種類あって、どれも使い心地がめちゃんこよかったからムダに体洗いまくったり、脱衣所にも化粧水とトリートメントが3種類ぐらいずつあったのでムダにいっぱい使ってみたり(貧乏人の行動)。
登別たのしすぎる_|\◯ノシ
しかし、行ったの、たぶん小学生の時(※)以来だったけど記憶とあんまり違わないことに驚き。
(※金曜だか土曜の授業中、親が突然教室に来て先生に「突然ですがウチの子を家に帰してもらいたくて…」みたいなことを小声で言った。ワタシは「お母さんが迎えにくるなんて何ごとが起きたのか」と子供心にビビりながら廊下に出た。すると親は
「登別温泉に行くから、道具をまとめて抜けてきなさい」と信じられない指令をワタシに下した。「で、でも〜」と言いかけてふと見たら、すでに拉致られた兄が廊下の向こうに微妙な顔で立っていた。「お母さんはマジだ」と思ったワタシは先生とみんなに「さようならー」と言って教室を出た。勉学にはげむ我が子を温泉に行くという理由で拉致したワタシの親は、ついでに教室前に置いてあった牛乳まで「あんたの分持って行きなさいよ」と自然に(たしか2個)パクってワタシに持たせた——。/『ママンのソウルメイト通信』より抜粋)
あ、当時はキャッキャ言いながら泳いだプールもまだあったけど、さすがに自重しました。
そのかわりゲーセンで太鼓の達人を「メーデー」でやったよ!(厳重注意)
そんな「なりゆき温泉」が最近の我が家のブーム。
どうしてなりゆきで温泉になるのかは、誰もよくわからない。誰かが積極的に「温泉!」と提案するわけでもないのに、気がついたら温泉に向かっています。何かに操られている、としか。