これ、あくまでホメ言葉としてきいていただきたいのですが、
テナーの最新アルバムを聴きつつ、ホリE氏のメロディセンスがいいのか悪いのかはかりかねる曲があまりにも多すぎる!と思ってて(笑)なんてんだろう、こう、特に日本語詞の曲だと顕著なんだけど、「どっから出した!?」「何でそうなった!?」と音の上り下がりがいちいちびっくりするわけですよ。
この唐突なのにスコーンとしてない、という、おかしな音階、
でもなんか知ってるんだよな、どっかで聞いたことあるんだよな…
って考えてて、さっきたどり着いた答えがあるんですよ。
お経だ 勧誘じゃないですよ。
うち、おばあちゃんが朝晩きっちりお経をあげる家庭なもので、
門前の小僧じゃないですけど、結構すらすら出てくるお経がいくつかありまして、まさに体に染み付いたそのグルーヴをテナーに感じる!
これとか http://hongakuji.moo.jp/siyousinge.htm
正信偈(しょうしんげ)ていうわりと有名なやつなんですが、
特に後半の念仏パートに入ったあたりからの
なーむあーみだーんぶー(中略)なーむあぁーみーだーぁーんぶー なー
みだじょうぶつのこのかーたーはー(中略)しんじつみょうに きみょうせーよー
ていうとこの唐突に歌っぽくなる感じ、コレだ!!!(何が)
興味のある人は耳で聞いてみてください。
お経の本って、ちゃんと楽譜みたいに読み方のアクセントとか伸ばし方とか高低が全部書いてあるからおもしろいよ。勧誘じゃないですよ。
あと、ぜんぜんテナーとは関係ないけど、阿弥陀経はとつとつと深まっていく迫力が、ループループでトランスを生み出す音楽みたいで美しいと思う。
でも肝心の意味は、そんなにわからない(すまん)
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